「私には、夢がありません」こう言うと、少し驚かれるかもしれません。
でも、これは決してネガティブな意味ではないんです。
私にとって「夢」は、遠くにあって眺めるもの。
「いつか叶ったらいいな」と思っているうちは、
それは永遠に「いつか」のままです。
だから私は、叶えたいことをすべて「目標」と呼ぶことにしました。
今日は、私が憧れのランウェイを歩くまでに決めた、
たった一つの心構えについてお話しします。
「〜したい」を禁句にする。
言葉には引力があります。
「モデルになりたい」
「あんな場所に行きたい」
「副業したい」
そう言っている時、
脳は「今はまだそうではない自分」を強烈に意識しています。
だから私は、言葉尻を変えました。
「なりたい」じゃなくて「なる」。
「着てみたい」じゃなくて「着る」。
憧れのバルーン・ドレスアーティスト、神宮エミさんの作品を初めて見た時、
私は心の中で静かに、でも強く決めました。
「私は、絶対にこのドレスを着る」。
願望ではなく、スケジュール帳に書き込む「予定」のような感覚でした。
決めた瞬間、世界が動き出す。
そうやって「決定」した直後でした。
まさかのご本人から、ランウェイのオファーをいただいたんです。
人はこれを「運がいい」とか「引き寄せ」と呼ぶかもしれません。
でも、私はこう思います。
私が先に「着る」と決めたから、その未来に向かうためのレールが目の前に敷かれたんだって。
自分の人生をデザインするとは、こういうことなんだと思います。
設計図(ゴール)を先に描かないと、家(現実)は建たないのです。
儚いからこそ、焼き付ける。
今回纏ったバルーンのドレスは、空気で膨らんでいます。
風船ですから、時間が経てば萎み、やがて消えてしまう。
永遠に残るものではありません。
でも、この「目標」を達成した瞬間の高揚感、
スポットライトの熱さ、踏みしめたランウェイの感触。
そういう記憶は、ドレスが消えても、私の中に永遠に残り続けます。
モノは消えるけれど、経験という財産は誰にも奪えません。
だからこそ、私はこれからも「夢」を見るのではなく、
一つずつ「目標」をデザインし、味わい尽くしていこうと思います。
あなたの手帳には今、「夢」が書いてありますか?
もしあるなら、その横に日付を入れて、「目標」に書き換えてみてください。
「いつか」を「いま」に変えるのは、他の誰でもない。
あなた自身の「決める力」ですよ。