キャンドルは、生きている。「香り」を最高に楽しむための、3つの育て方。

キャンドルは、生きている。「香り」を最高に楽しむための、3つの育て方。

私のキャンドルは、完璧な工業製品ではありません。
愛情をかけて手作業で注いだハンドメイドのキャンドルです。

キャンドル最初の灯し方ひとつで、その後の表情がガラリと変わります。
今日は、この小さな相棒と長く、
深く付き合うための「育て方」をお伝えします。

 



1. 初回は、大胆に。「端まで」溶かしてあげること。

キャンドルに初めて火を灯す時。
それが、この子の運命を決める一番大切な時間です。

キャンドルには「燃焼記憶(メモリー)」という性質があります。
最初に燃えた範囲を記憶し、
次からはそこまでしか溶けようとしなくなルンです。

もし、短時間で火を消してしまうと、
芯の周りだけが深く掘れていく「トンネル現象」が起きてしまい、
周りのワックスが勿体無いことに…。

【Point】
最初の1回目は、最低でも1〜2時間。
表面のワックスが「液状」になり、瓶の端まで届くまでじっくり灯してください。

「今日は長く付き合うよ」 そんな気持ちで、
ゆったりとした時間を確保してから火を灯すのが、最初のルールです。

 

2. さよならは、静かに。「煙」を出さない魔法。

部屋中が良い香りで満たされたあと、火を消す瞬間。
誕生日ケーキのように「ふーっ!」と吹き消していませんか?

勢いよく息を吹きかけると、どうしてもスス、
独特の焦げ臭い煙が出てしまいます。

せっかくのアロマの余韻が、
焦げた匂いで台無しになってしまうのは少し悲しいですよね。

【Point】
火を消すときは、ピンセットや専用の道具で
芯を溶けたロウの中に「ちょん」と浸すのがおすすめ。
※消えたらすぐに芯を真っ直ぐに立て直してくださいね。
 次に火がつかなくなります!

もし吹き消す場合は、すぐにコルクの蓋を被せてください。
それだけで、焦げ臭い匂いは軽減されます。
煙は最小限に、香りの余韻だけを残す。 それが、粋な別れ方です。
※コルクの蓋を被せて火を消そうとすると焦げるので注意してください。
 火を消してから、埃除けに蓋としてご利用ください。

 

3. 瓶は、熱くなる。「情熱」の扱い方。

火を灯している間、瓶は想像以上に熱くなります。

これは、中の炎が一生懸命にエネルギーを放出している証拠。
素手で触ったり、持ち運んだりするのは火傷の原因になるのでNGです。

【Point】
燃えている間は素手で触らないでください。
火を消した後も、ワックスが固まって瓶が冷めるまでは、そっとしておいてあげましょう。

使い終わった後の瓶は、
綺麗に洗えばペン立てや小物入れとしても活躍します。
インテリアとして、第二の人生を与えてあげてください。
※シンクに溶けたロウを流すと
 つまりの原因になりますのでご注意ください。

【※食品についての小さなルール】
「可愛くてコーヒー豆や調味料を入れたい!」と
思われるかもしれませんが、食品を入れるのはNGです。

実は、食品を入れる器として使うには、
法律で定められた特別な「検査」が必要なんです。

この子はあくまで「キャンドル(雑貨)」として生まれてきたので、
その検査は受けていません。
口に入れるものは避けて、デスク周りのインテリアとして
可愛がってあげてくださいね。

 

揺れる炎と香りが、 「今のあなた」を肯定してくれますように。

Have a sunny time!

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