8時間寝た方がいい。日本人は睡眠が足りていない。
そうよく言われますよね。
でも、睡眠には個人差もあるもの。
「何時間寝たからOK」という正解はありません。
ショートスリーパーの人もいれば、10時間寝ないとダメって人もいます。
ただ、一つ言えることは
「量」より「質」が睡眠には大切ってこと。
質の高い睡眠というのは、
ぐっすり眠って、朝スッキリ目が覚めて、やる気にあふれているような睡眠です。
睡眠の質ってどう測ったらいいだろう
とはいえ睡眠の質って、可視化しづらいですよね。
寝ても寝てもなんだかスッキリしない場合、
次の方法で睡眠の質を見える化してみてください。
① ベッドに横になっている合計時間をメモしておく
まずは、ベッドに入った時間を記録するようにしてください。
スマホを触ると、光で眠れなくなってしまうこともあるので、
できればメモ帳や手帳に記録しましょう。
そして、朝起きた時の時間もメモしておきます。
夜22時にベッドに横になって、翌朝6時に目が覚めた場合は
横になっていた時間は8時間です。
② 実際に眠っていた時間を計算する
ベッドに入ってから眠りに落ちるまでの、おおよその時間をカウントします。
30分なのか、15分なのか、はたまた1時間以上かかるのか。
大体で構いません!
そして、途中で目が覚めてしまった場合は、
どのくらい起床時間があったのかもメモしておいてください。
最近はスマートウォッチで実際の睡眠時間を測ることができるので、
そうやって測るのもおすすめ方法の一つ。
スマホアプリでも、睡眠を記録してくれるものがあるので
探してみてください。
睡眠レベルを計算する
②(眠っていた時間)÷①(ベッドに横になっている時間)×100で、
睡眠レベルが何%だったか算出してみましょう!
例えば、23:00にベッドに入って横になり、
23:30頃眠りについて、途中4:00頃目が覚めて4:30にまた就寝。
7:00に起きたとしましょう。
この場合、
①のベッドに横になっている時間が8時間。
②の実際に眠っている時間は7時間です。
②7時間÷①8時間×100で、睡眠レベルは87.5%です。
睡眠レベルの理想は85%以上
この睡眠レベルが、100%という人はほとんどいません。
いたとしたら、それは気絶に近い状態です。
一般的な人が目指すレベルは、85%以上。
この睡眠記録を1週間ほど続けてみて、85%を超えるようになってくると
体調の変化、気分の変化、朝からやる気が出てくるような
何かしらの変化を感じられるようになるはずです。
質の高い睡眠を取ることは、現代人にとって大きな課題の一つ。
まずは日々の睡眠のレベルを可視化してみることから、
自分の睡眠の質を理解してみましょう!