「睡眠障害」という言葉、知ってますか?
不眠になっている原因が、生活習慣とか環境ではなくて
病気に原因があるなら、睡眠薬では治らない場合があります。
そのb表記のせいで不眠の症状が現れるのが睡眠障害。
睡眠障害には大きく分けて8つの種類が存在しています。
今日はあなたの不眠に病気が隠れていないか、見てみましょう!
不眠の中でも病気と関わりのある睡眠障害の場合、
医師の診断を受けてくださいね。
うつ病
精神的、身体的なストレスによって落ち込んでしまう状態が続くことを言います。
睡眠障害(過眠または不眠)、食欲の変化(食欲の増減)、
自己評価が著しく下がったり、自責感や罪悪感、死に対する考えなどが
症状として現れます。
慢性的な不眠で悩んでいる人の20%がうつ病だとも言われています。
過眠症
睡眠は十分に取れているはずなのに、日中眠くて眠くて仕方ないのが過眠症。
日中の仕事や活動にも大きく支障をきたしてしまいます。
突然眠り込んでしまう「ナルコレプシー」は聞いたことのある方も多いかも。
概日リズム睡眠障害
概日リズム睡眠障害は、体内時計の調節できずに
睡眠パターンが乱れることの総称です。
「深夜から明け方にならないと眠れない」
「睡眠が不規則で昼夜の区別なく眠くなってしまう」
といった特徴が。
概日リズムの調整に関わる神経や、
ホルモンのバランスが乱れることによって引き起こされる可能性があります。
レストレスレッグス症候群
ムズムズ脚症候群とも言われています。
「足がムズムズして眠れない」「足に虫が歩いている感じがする」
そういう睡眠を阻害する要因があって、眠れなくなっている可能性があります。
症状は休んでいる間、特に夜に悪化する傾向があります。
正確な原因は完全には理解されていませんが、
神経伝達物質の異常が関与していると考えられています。
鉄欠乏性貧血や腎臓疾患などの他の病気が関わっているかもしれないので、
症状のある方は医師の診察を受けてくださいね。
睡眠時無呼吸症候群
寝ている間に呼吸が止まったり、大きくいびきをかいてしまう症状です。
睡眠中に舌根が喉に落ち込んで気道が塞がれ流ことで、
いびきや呼吸停止が起こります。
これにより、血液中の酸素濃度が低下し、目が覚めることがあります。
肥満や首周りの脂肪、首の長さ、狭い気道、小さい下顎などが要因となって、
気道の閉塞を引き起こす可能性があります。
もし当てはまる症状があれば、医師に相談してみることをお勧めします。