目覚めを決めるのは「体温」

目覚めを決めるのは「体温」

血圧が低いから、朝が苦手で・・・。

多くの人が「血圧が低いと目覚めが悪い」と思いがちです。

 

しかし、目覚めの良さを左右するのは実は血圧ではなく体温。

私たちのカラダには、睡眠と覚醒のサイクルのリズムを持っていますが、

そのリズムは体温の変化に大きく影響を受けます。

 

今日は、体温と目覚めの関係に焦点を当て、

どのようにして目覚めにどうやって体温をコントロールするか

コツを掴んでいってください。

 

体温と目覚めの質

人間の体温は、24時間周期で自然に上昇と下降を繰り返しています。

夜になると体温は自然と下がり、深い睡眠を促します。

一方で、朝方になると体温は徐々に上がり始めます。

 

この体温の上昇が、自然に目覚めさせるシグナルになるんです。

つまり、目覚めの良さは、どのくらい体温を上げられるかに

大きく関わってきます。

 

血圧と目覚め

血圧は確かに健康状態を示す重要な指標の一つ。

ただ、目覚めの直接的な原因として体温ほどは重要ではありません。

血圧が低いと感じる朝のだるさや目覚めの悪さは、

実際には体温が適切に上昇していないことが原因の場合が多いんです。

血圧が低い人でも、体温を適切に上げていけば、

目覚めは改善していけます。

 

体温を上げるための方法

体温を上げて、良い目覚めを促すためには、

次のような方法を試してみてください。

 

1. 適度な運動

朝起きた時に、まずはうーんと背伸びしてみましょう!

ストレッチや軽い運動をすることでも体温が上がるので、

目覚めを良くすることができます。

特に肩甲骨あたりをストレッチしたり、

伸ばすと体温が上がっていくのが感じられるはず。

起きた時、背中を意識して伸びてみてください。

 

2. 熱めのシャワー

起きてから、熱めのシャワーを浴びることで、体温を一気に上げて、

交感神経をONに。

体温が温まって、目覚めをスムーズにすることができます。

 

3. 適切な室温の管理

睡眠中の室温は、体温の自然なサイクルをサポートするためにも大事なこと。

冬は起きる1時間前くらいから暖房が自動でつくようにセットしたり、

夏も起きる前に冷房が入るようにしておくと、寝室が適度な温度に

保たれた状態で起きられるので、体温が自然に上がりやすくなります。

 

4.白湯を飲む

そもそも寝ている間に、カラダは水分を失っています。

そこで朝起きて最初に飲む飲み物を、

水ではなくて暖かい白湯に変えてみてください。

 

朝の水分補給にもなりますし、カラダの内側から体温を上げて

目覚めがスッキリしてきます。

 

まとめ

目覚めの良さを左右するのは実は血圧ではなくて、体温。

体温を起きてから徐々に上げていくことで、自然と目覚める準備が整います。

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