日頃から私はブログやインスタで
「太陽の光を朝浴びよう」と言っています。
これは、朝の日の光が体内時計のリズムを整えてくれるからです。
日の光が整えてくれるのが「中枢体内時計」。
実はもう一つ、身体には「末梢体内時計」という体内時計が
存在します。
中枢体内時計って?
中枢体内時計は、脳にあります。これがメインとなる体内時計。
「親時計」のようなもの。
この親時計が、日々のリズムを調整しています。
脳の中の、目の近くに存在する体内時計なので、
朝日を感じることで時計の針が合わせられて
1日の活動を開始しますよという指令が発せられるというわけです。
睡眠-覚醒のサイクルや食欲などの生理リズムを
調節してくれています。
末梢体内時計って?
中枢体内時計が脳にあるのに対して、
末梢体内時計は体の各部位に分布しています。
これが「子時計」で、「親時計」と連携して身体を働かせています。
子時計は肝臓・腎臓・筋肉などの末梢組織にあって、
ホルモン分泌のリズムなどを制御する働きが。
この末梢神経のスイッチは「朝ごはん」だと言われています。
朝ごはんを食べると腸や肝臓に刺激が入って、
体が朝だと認識できるように。
朝食は食べていない人も多いと思いますが、
なにもたくさん食べなくても大丈夫。
少しでも食べることで、腸が動いて末梢体内時計のスイッチが入ります。
睡眠改善は体内時計のリセットから
体内時計は、私たちの身体を動かしてくれている大切な時計。
地球のリズムと、身体のリズムを調整することで、
睡眠の質や免疫機能、代謝調節などの健康に直接影響を与えています。
不眠に悩む人は、まず体内時計が毎朝リセットされているか、
生活習慣を見直すことから始めてみてくださいね。