日中の活動量が足りないと、脳ばかり疲れてしまって
身体が疲れていないので、眠りの質が下がります。
自律神経のバランスを整えるためにも、運動は大事なことです。
ただし、運動する内容によっては睡眠に逆効果になることも!
今日は運動する時に注意しておきたいポイントをまとめます。
寝る前の運動は注意
運動はタイミングや強度によって、
睡眠に影響を与えることがあります。
特に、寝る直前に筋トレしたり、ジョギングしたり、
息が上がるほどの激しい運動をすると、
眠りにくくなります。
体温が下がりにくくなる
激しい運動を行うと、体温が上昇して心拍数が上がります。
体温が上がると、体内のメラトニンという
睡眠ホルモンの分泌が抑制されます。
メラトニンは体温が下がることで増加して、
脳を休めるために睡眠を促しています。
通常、人の体温は夕方くらいが一番高くなります。
しかし、夜寝る前に運動すると、体温が上がってしまって
体温が下がるまでに時間がかかってしまいます。
運動するなら日中か、夕方に
運動そのものが睡眠に悪影響を与えるわけではありません。
むしろ、適度な運動は健康的な睡眠をサポートしてくれます。
問題は、運動のタイミング。
これは入浴でも同じですが、眠る2時間前までには
運動を終わらせておきましょう。
そうすることで、眠る頃には体温が下がって、
眠りにつきやすくなりますよ。
寝る前に運動してたわ!って人は、
タイミングを見直してみてくださいね。