冷えると眠くなる!?体温と睡眠の意外な関係

冷えると眠くなる!?体温と睡眠の意外な関係

これから徐々に寒くなっていく季節。
こたつが登場するのも、もうあっという間かもしれませんね!
こたつでついうたた寝・・・そんな経験、したことあるって人も
多いんじゃないでしょうか。
今回は体温と睡眠の関係について、深掘りしていきます!

 

人のカラダは冷えると眠くなる

こたつでぬくぬく・・・
ついついウトウト・・・

こういう話をすると
暖かくなるから眠くなるんじゃないの?と思いがちです。

実は、その反対。
人のカラダは、冷えるから眠くなるようにできているんです。

 

どういうこと!?

もう少し正確にいうと、
内臓、脳のようにカラダの内側にある
臓器の温度「深部体温」。
これを下げて、脳を積極的に休ませるシステムが
「眠り」です。

脳を休ませるためには、脳の温度を下げる必要があるんですね。
「頭を冷やせ!」ってそういうことなのかな・・・?

 

でもカラダがポカポカしてくると
眠くなる気がするんだけど?

イエス!
実は脳などのカラダ内部の温度を下げる
役割を果たしているのが「血液」。

眠る前は、手足の血管を広げて血流を良くすることで、
皮膚から熱を放出しているんです。

だから、カラダがポカポカする。
表面の温度は上がっているけど、
脳の温度は下がっている状態です。

 

現代人は眠りにくい

眠る前には手足の温度が暖かくなって
OFFスイッチ(副交感神経)が入って
眠りにつくのが本来の人間の姿です。

ただ、現代に生きる人は
ストレスにさらされ、SNSで情報にさらされ、
夜でもパソコン、TV、スマホの明かりで
ONスイッチ(交感神経)が入りっぱなし。

寝る前に手足が冷たくなっている人も
少なくありません。

そうなってくると、そう

眠れない・・・

に繋がってきます。

 

眠る前に手足が冷たい人は、
カラダ内部の温度が下がらないから、うまく眠れない。

寝つきの悪さは、体温と深く関わっています。

 

眠れない時は手足を触ってみて

眠れない時、手足が冷たくなっていませんか?
その状態、極度の緊張状態の時と一緒。
自律神経のONスイッチが入っている状態です。

 

じゃあどうしたら眠れる?

簡単に始められる方法が湯船に浸かること!
眠る1〜2時間前にお風呂から上がるのが理想的です。

湯船に浸かると、カラダの内側、臓器の温度が
一時的に高くなります。

湯船で高くなった温度は、
お湯に浸からなかった場合と比べて、
急激に低下していきます。

その急激に温度が下がるときに、
脳の温度が下がってお休み状態に持っていってくれます。

サインは「手足がポカポカしてくる」これです。
手足が熱を放出してポカポカしてくる=脳の温度が下がり始めているサイン。

眠れない・・・と悩んでいる方は試してみてくださいね!

 

ポイント

40度の湯船に15分以上浸かる。

眠る1〜2時間前までにお風呂から出る。

手足がポカポカしてきたら、眠るサイン。

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