なんだか疲れて何度もマッサージに行くんだけど、
疲労感が消えない・・・そんな現象にお困りの方、多いでしょう。
疲れた体をほぐしても、なかなかスッキリしないことってあるあるですよね。
実は、この現象には複雑な理由が。
疲労感が単に体の筋肉だけでなく、脳の機能にも関連しているからなんです。
残業続きで疲れている・・・
これも、脳の疲れが原因。
どういうことかというと、自律神経をコントロールしている
脳の「視床下部」という部分が疲労感をキャッチしているからなんです。
休みなく働くブラック神経
それが自律神経です。寝ている間も、自律神経が働いて
呼吸したり、消化したり、血液を循環させてくれています。
休みなく働き続けている神経なので、
運動する時も、デスクワークを続けている時も、
「これ以上働くと体が持たない!」と感じると
それが疲れになって現れます。
要は、脳からの危険信号が「疲れ」なんですね。
「これ以上働けない!!」という脳からのアラートです。
疲れを放置すると
この疲れを放置すると、わけもなくイライラしたり、
集中力が続かなくなったり、食欲がなくなってきます。
朝起きられない・・・これも、脳の疲れのサインです。
体調がおかしいなと感じたら、そのままにしない
疲れを感じたら、生活習慣を整えるのがベストですが、
それ以外にも脳の疲れを取り除くために、
次のことを取り入れてみてください。
5分間の休憩
気づいたらパソコン作業を2時間も3時間もしていた・・・
そんな生活を続けていると、脳の疲れが溜まる一方です。
1時間に1回は休憩を挟んで、体をストレッチ。
疲れが溜まりにくくなりますよ。
瞑想する
目を閉じて、呼吸に集中して、感覚を研ぎ澄ます瞑想が
脳の疲れを取り除くのにおすすめです。
瞑想中の脳には、情報処理を行っている「ベータ波」が
少なくなっています。
普段情報にまみれた生活を行っている私たち。
1日1回でも、トイレに立った時間の間でも、
情報処理の時間をストップさせて、これ以上脳に疲労がたまらないように「脳の休息時間」を作ってあげてください。