夜途中で目が覚めてしまったり、朝起きてスッキリしなかったり。
睡眠のお悩みって、人それぞれです。
どこに原因があるのか?も人によって違うけど、
大きくは「ストレス」そして「生活習慣」が原因になってきます。
今日はそんな原因の中から5つ取り上げます。
コレをやってしまうと、睡眠の質が悪くなるよ!というお話です。
部屋が明るい状態で寝る
暗い場所でスマホの明るい光を見ると、
「うわっ!」ってなることってありませんか?
睡眠を促すホルモン(メラトニン)は、朝日を浴びると抑えられます。
そして夜、暗くなってくると分泌されて、眠くなってきます。
ところがスマホの光、コンビニの光といったように強い光を浴びると、
脳が昼間だと感じてメラトニンの生成が止まってしまいます。
だから、眠る時間になってもなかなか眠れなくなってしまうんです。
特にブルーライトは、波長が短くて色温度が高い(青白い)。
そういう光は眠る時間のピークをずらしてしまうので、気をつけてください。
カフェインを摂る
カフェインには眠気を抑える作用があります。
そして、血液のカフェイン濃度が下がってくるには
4時間かかると言われているので、
なかなか眠れない人は15時までにしておく方がいいですね。
カフェイン=コーヒーのイメージが強いですが、
実はコーヒーよりカフェイン量が多いのが「玉露」!
紅茶やほうじ茶にも、カフェインは含まれています。
眠るまでの時間には個人差がありますが、
ベッドに入ってから眠るまでに30分以上かかる人は、
ノンカフェインのものに変えたり、ハーブティーにしたりと、工夫してみてください。
寝る直前までお酒を飲む
飲んで帰ってきた翌日。
なんだか朝スッキリ起きられないなぁってこと、ありませんか?
それ実は、お酒が睡眠の質を下げてしまうから。
お酒には入眠効果もありますが、3時間経過すると徐々に代謝されて、
入眠効果が弱くなっていきます。
そのタイミングで、睡眠の質が差がって浅い眠りになりがちに。
なので途中で目が覚めてしまったり、眠りが浅く翌日スッキリしないことにつながります。
さらに、お酒には利尿作用があるので、夜中に目が覚めてトイレに・・・ということも頻発するように。
お酒を飲むなら、同じ量の水分も一緒にとるようにしたり、
寝る直前まで飲まないように、時間帯に気をつけてみてください。
お酒は代謝までに3時間かかるので、寝る3時間前までに飲み終わっているのがおすすめです。
24時に寝る人なら、21時まで!
お腹いっぱいの状態で寝る
人間の体って面白くて、空腹でも満腹でも眠れなくなります。
空腹の時は、何か食べないと!という欲求が優位になって、眠気が抑えられます。
そしてこれとは逆に、お腹いっぱいの状態で眠ろうとすると、
胃の中ではまだ消化が終わっておらず、身体が休息状態になりません。
お酒と同じで、食事も眠る前3時間前くらいがおすすめです。
寝る前に小腹が空くようであれば、消化のいいもの、
そして脂肪を溜め込んでしまわないように、脂っこくないものがベスト。
ヨーグルトとかゼリーなんかがおすすめですよ。
寝る直前まで仕事する、考え事する
仕事のことを考えていたら、眠れなくなった。
ベッドの中で頭を悩ませてたらいつの間にかこんな時間・・・って経験ありませんか?
人の悩みって50%が人間関係に由来します。
仕事とか、人間関係でストレスにさらされると、脳からアドレナリンというホルモンが出てきます。
アドレナリンは身体が覚醒状態にしてしまいます。
さらに、ストレスも脳を覚醒状態にしてしまうので、眠ってからの眠りの深さが変わってきます。
深い睡眠が減ってしまうから、脳の疲れが解消されなくなってしまうんです。
モヤモヤと悩み事をしてしまう時は、脳内だけで考えずに一旦ノートに書き出してみるのがおすすめです。自分の気持ちが客観視されて、整理がつきやすくなりますよ。