先日、こんなお悩みをいただきました。
「歩きすぎた日はどっと疲れて眠れないんです」
睡眠のためには日中の活動量が大事だってことは、よく言われますよね。
活動量が足りていないから、眠れない。
でも、いただいたお悩みは真逆でした。
歩きすぎて(運動しすぎて)眠れないってことは、あるんでしょうか?
今日は運動と睡眠の関係を見ていきたいと思います。
運動すると眠れるのは
そもそも、運動すると眠れるようになるのは
血流が良くなって体温が上がるから、そして睡眠ホルモンのメラトニンが分泌されるからです。
現代人は、頭ばかり使っていて、身体を動かす量が足りていません。
頭は疲れているけど、身体が疲れていない。
そして、夜遅くまで頭を使ってしまっているから、交感神経が高まったまたで、リラックスができないから眠れなくなります。
運動しすぎて眠れない・・・?
じゃあ、運動しすぎて眠れないのはどういう状態でしょうか?
運動すると、交感神経が高ぶります。
そして、日頃から運動していない人が急に運動すると、
筋肉がギュッと凝ってしまいます。
これが「運動したのに眠れない」の理由になります。
なので、寝る前3時間以内に運動してしまうと、
身体がリラックス状態に入りづらくなってしまいます。
運動するなら、日中から夕方!
夜は運動を避けた方がベターです。
身体に力が入って抜けない
日頃運動していない人が急に運動すると、筋肉、関節が疲れたり、痛くなったり、自律神経の興奮が寝るまで続いてしまうことがあります。
寝る時に身体がギュッと知事困っていたら、リラックスして眠れないですよね?
この身体の力を抜くためには、次のことをやってみてください。
入浴する(湯船に浸かる)
お風呂に入ると、浮力で身体がリラックスします。
フッと力が抜ける感じ。
リラックス効果もあるので、身体を動かした日こそ、湯船に浸かってみてください。
ストレッチする
ギュッと固まってしまった筋肉を、ゆっくりストレッチしてみてください。
身体がほぐれて、副交感神経が高まりやすくなります。
さらに、ストレッチ中に瞑想したり、深〜く呼吸するとさらに効果的です。
運動して眠れない・・・って時には「入浴」と「ストレッチ」
試してみてくださいね!