悪夢を見てしまうのって、しんどいですよね。
夢は、寝ている間の「レム睡眠」という状態の時に見るものです。
レム睡眠の役割は、「情報や記憶を整理すること」
レム睡眠中は脳の大脳という部分が働いています。
そしてここで、情報や記憶の整理を行っていて、夢をみる睡眠の段階です。
睡眠は、浅い状態なので「悪いこと」と思われがちですが、
必要な睡眠の状態です。
レム睡眠の時に、身体はもっとも休まっているからです。
良い悪いというよりも、役割が違うと覚えておいてください。
ノンレム睡眠の役割は「脳を休めること」
一方でノンレム睡眠が何かというと、脳を休める睡眠段階です。
朝起きた時にスッキリしないのは、ノンレム睡眠が少なかった可能性があります。
なぜ悪夢を見るの?
悪夢を見る原因は、寝ている間ではなくて、起きている時間にあります。
最大の原因と言われているのは、「ストレス」です。
人の脳は、寝ている間に情報を整理していますが、悩み事や心配事もその一つ。
なので日中に感じたストレスを、悪夢としてみてしまうことがあるんです。
悪夢を見るのは良くないの?
夢を見ること自体は、悪いことではありません。
ただし、あまりにも悪い夢ばかりを見てしまう場合は、
日中のストレスをケアしてあげることが必要です。
悪夢が良くないというよりも、ストレスをケアしてあげる方が大切という考え方ですね。
悪夢を見ない方法はある?
少しだけお菓子を食べる
寝ている間に低血糖になると、悪夢を見やすくなると言われています。
お腹が空いた時にイライラを感じやすい人は、特にこの傾向が強くなるので、寝る前に少しだけお菓子を食べてみてください。
糖分、塩分の少ないもの、タンパク質の多いものがおすすめです。
(食べ過ぎ注意ですよー!)
日中にストレスを発散する
日中に受けたストレスは、できるだけその日のうちに発散してあげてください。
おすすめの発散方法は「紙に書き出すこと」「1回だけ人にグチること」。
脳内にモヤモヤしたまま残しておかないことがポイントです。
脳の外から、一旦出してあげてください。
寝る時間を一定にする
毎日寝る時間って決まっていますか?
寝る時間、起きる時間を一定にすると、悪夢を見にくくなると言われています。
睡眠の質と量、どちらも担保できるからです。
睡眠不足になると悪夢を見やすくなるので、量も意識するようにしてくださいね。