香りを感じる脳の部位と、記憶を司る部位は
隣り合わせの関係です。
街中ですれ違った人の香りで、昔の出来事を思い出したり
秋のキンモクセイの香りで、涼しくなっていく季節に胸がおどったり
いい記憶の中の、いい香りは
リラックスしたり、気分を高めたりすることができます。
人は集中しすぎると呼吸が浅くなって、
ONスイッチ(交感神経)が優位になって血流が悪くなります。
香りを味方につけて、
仕事する時の香り、寝る前の香り、と匂いを
変えることで、やる気を高めたり、リラックスしたり。
ONとOFFを切り替えるスイッチとして、
自分が「心地よい」と感じる香りを探してみてください。
精油でないとダメ?
精油(エッセンシャルオイル)はアロマセラピーで使われるように、
美と健康に役立てていく自然療法です。
精油でお気に入りの香りがあればそちらを使ってほしいですが、
例えば「睡眠に効く香り」を調べて、好きでもないのにその香りを使うのは逆効果です。
好きな香りを使うのが一番なので、
「一般的に良いとされる香り」よりも、自分の好みの香りで癒されてくださいね。