中途覚醒の対処法はある?

中途覚醒の対処法はある?

インスタのフォロワーさんの中にも
「夜中に目をが覚めてしまう」問題に悩まされている方が多くいらっしゃいます。

東洋医学の観点から見ると、
この中途覚醒には「肝(かん)」の働きと深い関係があります。

特に夜中の1〜3時頃に目が覚めやすいって人は、

この「肝」が弱っているかもしれませんよ。

 

「肝」ってなんぞや?

「肝」は、肝臓と完全に一致するわけではありませんが、肝臓にも深い関わりがあります。

「肝」は、気血の流れとか、全身の調和を保つ役割を担っています。

情緒や精神のバランスにも関与していて、

ストレスや感情の乱れが「肝」に影響を及ぼすと言われているんですよ。

 

「肝」の働きと睡眠

「肝」は、特に夜間に重要な役割があります。

夜になると「肝」は血液を蓄えて、

体全体のエネルギーバランスを調整しています。

これにより、心身がリラックスし、深い眠りに導かれるんですが

「肝」の働きが乱れると、以下のような理由で途中で目が覚めることが増えてしまいます。

 

途中で目が覚める理由

1. 気血の不足

「肝」は気血を蓄える役割を果たしていますが、

気血が不足すると、体が必要とするエネルギーが不足して、

眠りが浅くなります。この結果、夜中に目が覚めることが多くなります。

 

2. ストレスと情緒の乱れ

「肝」は情緒や精神のバランスを保つ役割も果たします。

ストレスや過度な感情の乱れは「肝」の働きを妨げて

結果として眠りの質が低下し、夜中に目が覚める原因になります。

 

3. 「肝気」の停滞

「肝気(かんき)」は、気の流れを意味します。

ストレスや緊張で「肝気」が停滞すると、

体内のエネルギーフローが妨げられ、夜間に眠りが浅くなるので、

頻繁に目が覚めることになります。

 

4. 「肝火」の上昇

「肝火(かんか)」は、「肝」の熱が過剰になる状態を指します。

過剰なストレスや怒り、食生活の乱れなどが原因で起こります。

「肝火」が上昇すると、心身が興奮状態になり、

深い眠りが妨げられます。

 

対策と改善方法

中途覚醒を改善するためには、「肝」の働きを整えることが重要です。

1. ストレスのケア

ヨガや瞑想、深呼吸などを日常生活に取り入れ、

ストレスを軽減しましょう。

ストレスをケアすると「肝」の働きをサポートし、情緒の安定を図ります。

2. バランスの取れた食事

食事は「肝」の健康に大きな影響を与えています。

気を補うためには、アボカド、芋類、肉類、魚、甘酒を。

気を巡らせるためには、そば、しそ、玉ねぎ、みかんがいいとされています。

 

3. 肝臓のマッサージ

肝臓は身体の右側にある臓器です。

横隔膜の下、お腹の上あたりにあるので、そこをマッサージしてあげてください。

もしくは、カイロで温めてあげると、血流が良くなります。

 

4. アロマセラピー

ラベンダーやカモミールなどのリラックス効果のある

アロマオイルを使うのもおすすめです。

アロマキャンドルも心身をリラックスさせてくれて、深い眠りにつながるので試してみてくださいね。

 

まとめ

夜中の1〜3時に目が覚める人は「肝」の働きが弱っているかもしれません。

自分に合った対策を見つけて、「肝」の働きを意識すると質の高い睡眠が手に入りやすくなります!

このブログ記事が、皆さんの睡眠の質向上に役立ちますように。

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