今、パリに来ています。
窓を開けると、まだ空気は少しひんやり。
それと一緒に、ちょっと懐かしい石畳の匂いが部屋に入ってきて。
「あぁ、本当に来たんだな」って、深呼吸するたびに実感しています。
パリの街を歩いていて一番驚くのは、やっぱりカフェの多さ!
至る所にテラス席があって、仕事終わりにたくさんの人が、
とにかく楽しそうにおしゃべりしているんです。
老夫婦が仲良く並んでいたり、若い子たちが身振り手振りで語り合っていたり。
何を話しているのかは全然わからないんですけど(笑)
フランス語の響きってなんだかすごく耳触りがいいんですよね。
鼻に抜ける音とか、独特のリズムが、まるで心地いいBGMみたいに街に溶け込んでいて。
あと、やっぱりファッションセンスが本当に高い……!
ブランド物でバシッと固めるというより、
「自分に似合うものを知っている」という潔さがあるんです。
ジャケットをさらっと着こなす姿なんて、もう、ハッとするほどエレガント。
そんな素敵な景色を眺めながら、ふと思います。
「この街に、私が自然に溶け込めるようになるまで、どのくらいかかるんだろうなぁ」って。
今はまだ、この空気の中に自分の輪郭が少しだけ浮いているような、
そんな「心地よい違和感」の中にいます。
でも、この背伸びしている感じも、今の私には必要なエッセンスなのかもしれません。憧れに手を伸ばして、一歩ずつ石畳を踏みしめていく。
いつか、フランス語のリズムに私の声が重なって、
この街の色彩に私が馴染むその日が来るかもしれませんね。
今回は1週間ほど、このパリの物語を楽しんでいこうと思います。