フリーマーケットで、人の物語に触れた日。

フリーマーケットで、人の物語に触れた日。

先週末、幕張メッセのフリーマーケットへ行ってきました。

広い会場に、所狭しと並ぶお店たち。洋服、雑貨、食器、本、アクセサリー、ぬいぐるみ。ジャンルも価格帯もバラバラで、どこから見ていいかわからないくらい。でもそのカオスな感じが、なんか好きです。

 


 

買ったものの話

この日はワンピースとバッグを買いました。

ワンピースは、一目見て「これだ」と思ったやつ。


ちょっぴり高かったけど、即決。
フリマって私はそういう買い方が多い気がします。

考える前に、体が動く。理屈じゃなくて、直感で選んでいる。

バッグも、出店者のお姉さんと少し話しながら買いました。


「これ、どこで手に入れたんですか?」って聞いたら、嬉しそうに教えてくれた。
そういう会話が生まれるのも、フリマならではだと思う。
このバッグ、ちょっとシャレが効いてていいでしょ。

お店で買うときって、基本的に商品としか向き合わない。
でもフリマは、その物を良いと思って購入して、次の人に受け渡そうと売っている人が目の前にいる。
その違いが、なんか大きい気がします。


 

人それぞれに、物語がある

フリマに来るたびに思うことがあります。

出店している人たちが、みんな違う。

丁寧にディスプレイされた古着を並べる20代の女の子。
段ボールにざっくり詰め込まれた雑貨を売るおじさん。
子どもと一緒に来ていて、子どもが値段交渉を担当している家族。海外から来たのか、日本語があまり話せないけど笑顔で対応している人。

それぞれに、ここに来た理由がある。ステ活なのか、副業なのか、趣味なのか、生活のためなのか。並べているものを見ていると、その人がどんな暮らしをしてきたか、何が好きだったか、なんとなく伝わってくる気がする。

物には、持ち主の時間が染み込んでいますね。

大切に使われてきたことが伝わるものがある。
反対に、一度も使われないまま手放されたことがわかるものもある。
どちらにも、それぞれの事情があって、それぞれの物語がある。


 

選ぶことは、受け取ること

フリマで買うとき、私はいつも少し考えます。

この服、前の持ち主はどんな人だったんだろう。どんな日に着ていたんだろう。どんな気持ちで手放したんだろう。

正解はわからないけど、想像するのが楽しい。そしてそれを私が受け取って、また着ていく。物がひとつの場所に留まらずに、人から人へ渡っていく。その流れの中に、自分が混ざっている感じがして、なんかいいなと思います。

遊ぶように生きるって、こういう感覚に近いかもしれません。
決まったお店で、決まったものを買うだけじゃなくて。知らない場所に足を運んで、知らない人の物語に触れて、直感で何かを選んでみる。

その一日が、じわじわと自分の中に積み重なっていきます。

 


 

また行きます

帰り道、戦利品を抱えながら歩いていたら、なんか満たされた気持ちになっていました。お金をすごくたくさん使ったわけじゃないのに。特別なことをしたわけでもないのに。

ただ、自分の好きなものを探して、気が向くままに歩き回って、直感で選んだ。それだけで、こんなに充実した気分になれるんだから、フリマって不思議です。

次はどこのフリマに行こうかな。もう調べてます。

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